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なぜジャンクメールは減らないのか ?

McKinsey & CompaneyのInsights & Publicationに、ジャンクメールの記事がリリースされていた。何年も前から一向に減らないジャンクメールについて、減らない理由とこれからのEmailマーケティングのポイントが記載されていた。

ジャンクメールが減らない理由

依然としてEmailによる顧客獲得は、ソーシャルメディア全体(Twitter, Facebook等)の40倍の効果があり、しかもEmailの使用率が僅かな減少傾向にあるにもかかわらず、Emailを通じての顧客獲得は個々数年も増加傾向にある。

これからのEmailマーケティングについて

1. クリックではなく、Webでの顧客の流れを読み解く

モバイル端末が普及した現在では、Emailを開くデバイスはPCからモバイル端末へと移行しつつある。実際、米国内では45%がモバイル端末からEmailをチェックしている。

また、そのうち41%は一度チェックしたモバイルサイトへは戻って来ず、40%はライバルサイトへ流れこむという傾向がある。つまり、Emailからのキャンペーンをはる場合、一度のアクセスでどれだけユーザを獲得できるか、そこに注力しなけれなならない。

近年ではWeb解析という分野が発達し、Google Analytics等のタグ埋込み型が手軽で主流な方法になっている。一方で、純粋にサーバサイドでのApachのアクセスログ解析(いわゆるリファラ解析)という手法もある。こうしたWeb解析によって、「顧客がどこからそのWebサイトに到達したのか?」、あるいは「Webサイト内でどういう軌跡を辿ったのか?」といったストーリーや流れを掴み、いかに早く対応できるかといったところが重要になる。

2. 「顧客が何を考えているか」を社内で共有する

Web解析によって得られた情報からその対応策を素早く社内ITインフラへ反映させるには、いかに社内共有を迅速に行うかが問題になってくる。仕切る人間が強烈なリーダーシップをもっている組織ならば、可能かもしれない。

多くの日本の大企業のようにそうでない場合には、ITインフラを整備することが急務なのだと思う。社内共有を適切、迅速に行うためのITプラットフォーム作りが大きな課題と言える。

3. 顧客の好み合わせたパーソナライズ性を重視した広告

顧客がWebサイトに訪れる時、ITインフラのログに様々なエビデンス、ログを落としてくれる。クリックスルー、ブラウジングヒストリー、購入履歴等、そうした情報から顧客の個性に合わせたEmailマーケティングを行うことで、歳入を伸ばしている企業が増えている。

実際、Web解析の結果から3000種類のEmailフォーマットを作成した企業や、ターゲット世代別に紹介する金融商品を変化させた金融会社、パーソナライズホームをベースにEmailをパーソナライズした家庭用品小売店はどこも歳入を伸ばした。

Why marketers should keep sending you e-mails | McKinsey & Company